『音楽芸術マネジメント』への投稿をお考えの方へ

JaSMAMでは、会員による研究やアートマネジメントに係る活動の情報発信・共有のため、年1回のペースで学会誌を発行しています。

 

1.応募方法

例年9~10月頃に本サイトおよび会員向けのメール等にて、翌年度発刊号への投稿を募集します。テーマと要旨を添えて応募されたなかから、編集委員会が認めたものに投稿依頼をいたします。

 

2. 原稿の種別

 原稿には以下の4種があります。(1)~(3)は査読を経て、(4)は編集委員会の内容確認を経て掲載の可否が決定されます。なお、(1)研究論文については、原則的に学会等での発表を経たものをご投稿ください。


(1)研究論文    研究の成果の発表。

(2)研究ノート   研究や調査についての報告。

(3)現場レポート   音楽芸術活動の現場からの報告。実務家による現場からの実践報告および、本学会のテーマに関連したイベント参加報告、国際学会参加報告等、会員の経験の報告を含む。なお、研究者の立場で執筆する「事例研究」は上記の「研究ノート」でご投稿ください。

(4)書評・紹介  本学会の活動に関連する書籍や資料、行事等の紹介

 

3. 査読について

査読は、原則として研究論文については1原稿につき3名、研究ノートについては1原稿につき2名の査読者によって実施されます。掲載の可否等の最終決定は編集委員会にておこないます。査読者名は投稿者に知らされることはありません。

査読の観点は、研究論文は(A)~(E)の5観点、研究ノートは(A)~(D)の4観点、現場レポートは(A)(B)の2観点です。

 

(A)テーマ 本学会の目的*に合致した研究の成果であるか。

*音楽芸術の振興及び保護に係るマネジメントや政策に関する研究、音楽芸術に係るアートマネジメント教育に関する研究、その他広く音楽芸術に関する研究を推進し、もって音楽文化の発展と普及に寄与すること

(B)信頼性 内容に重大な誤りが無く、読者からみて信用のおけるものであるか。

(C)独創性 著者ならではのアイディアが含まれているか。

(D)発展性 研究の今後の発展が期待されるか。

(E)完成度 研究の成果を発表するものとしての完成度が充分に高いか

 

4. 掲載の可否等

 掲載の可否等は以下の4段階で判定されます。

(Ⅰ)採用            学会誌への掲載を認める。

(Ⅱ)条件付採用 執筆者による修正がなされることを条件として掲載を認める。

                           ※投稿種別変更が条件とされた場合、指定された投稿種別にあわせ修正されれば、再査読なしで掲載が認められます。

(Ⅲ)再査読        執筆者による加筆、修正を経た原稿を、改めて査読して掲載の可否を判定する。

                           ※投稿種別変更が指摘された場合、それにあわせて修正しても、再査読の結果、不採用になる可能性もあります。

(Ⅳ)不採用        掲載を認めない。

 

5. 刊行とその後

 『音楽芸術マネジメント』は通例年1回、冬の研究大会に合わせて冊子版として刊行されます。

 刊行後一定年度経過した後、執筆者の同意をもとにJ-stageにおいて電子公開いたします。

 なお、日本政府より、2025年度から新たに公募を行う競争的研究費による学術論文等について即時オープンアクセスを義務付ける方針が発表されています。執筆者による即時オープンアクセス化については、『音楽芸術マネジメント』第18号募集時(2005年秋頃予定)より対応が可能となるよう検討しています。

 

投稿にあたっては、投稿規定および書式等を必ずご一読のうえ、規定に沿った原稿をお送りください。その他なにかご不明な点がございましたら学会事務局(jimukyoku[at]jasmam.org [at]を@に変換)までお問い合わせください。